シンガポール実業家のための東京別宅 です。シンガポールの建築設計事務所Ong & Ongと協働でプロジェクトを行いました。

港区六本木の一等地の建物の角部屋のため、ホテルオークラや国会議事堂など周囲が一望できました。約200㎡の新築物件に対し、全面改修を行いました。

世界中に不動産を所有しビジネスを行っている施主は、海外の一流の建材や商品に精通されていました。石・ガラス・布など、特殊な仕上材を多用しましたが、国内で流通していないものもあり、その場合は海外から輸入し日本で再加工するといった工夫を重ねました。

所有のアート作品を内装の一部に組み込むことを前提に設計・施工が進められました。高級レジデンスならではの制約の中で、プロジェクトを円滑に進める経験を重ねました（残念ながら契約の取り決めにより内観はお見せできません）。